2011年9月13日

Let's play it by ear. 日本人が使うとカッコいいかもしれない言葉(2)

ウッドベースを演奏している若い女性
She's playing by ear.

今回の表現はパソコンに向かっているときにテレビから聞えて来た表現を付箋紙ソフトにメモったものです。私はe2 by スカパーやWOWOWの海外ドラマが大好きで、リアルタイムで見たり、録画したりしています。

have it made(動詞) 成功まちがいなしである


Have it made とは「成功が約束されている」という意味ですが、最近は「全てがうまくいっている」という時にも使われます。

      Dan has it made. He was accepted in five colleges.
      ダンは順風満帆。5つの大学に合格した。

      Ami loves her job and gets paid well. She has it made. 
      アミは仕事を気に入っていて、給料もいい。全てがうまくいっている。

have it coming (動詞)当然の報いを受ける


Have it coming の "it" は「制裁」や「罰」のことだと思います。

      I had it coming. I was very mean to her. 
      当然の報いだね。私、彼女にいじわるだったから。

      If you think I'll get you off easy, you have it coming. 
      私があなたを簡単に許すと思っているなら、痛い目に会うよ。

get off easy (動詞)重い刑罰を逃れる


      He got off easy because it was his first offense. 
      初犯だったので彼は重い刑罰を逃れることができた。

timesaver (形容詞、名詞)時短


Timesaver は便利な道具、簡単なレシピ、効率のいい方法などを修飾するときに使われます。名詞としても使われます。

      This timesaver curried rice is pretty good. 
      この時短カレーライスは結構おいしい。

      Internet banking is a timesaver. 
      インターネット銀行のおかげで時間が有効に使える。

godsend (名詞)渡りに船


天からの恵み、神の思し召し。それに近いと感じられるもの。

      The new carpenter is a godsend. 
      新しい大工さんが来てくれて大助かりしています。

      The accounting software is a godsend. It saves time and money。
      この経理ソフトはとてもすばらしい。時間もお金も節約できる。

doable (形容詞)可能な 


Possible と同意語。最近の若者ことばですが、大人も使っています。通常と違う方法や気が進まないときによく使われるような気がします。

      A: Can you break this open?
      B: It's doable but I advise against it.
      A:これをこじ開けることは出来ますか?
      B:可能ですが、おすすめしません。

      A: Can we postpone the meeting till Friday?
      B: It's doable but it won't make a difference.
      A: 会議を金曜まで伸ばせる?
      B: できるけど、(状況は)なにも変わらないよ。

multitask (動詞)同時に複数の作業を行う 


もともとはコンピュター用語で、「いろいろ作業を一度に行う」という意味ですが、最近では日本の「ながら族」がやるような行為も示します。

      I'm multitasking. I'm doing my homework, eating a snack and chatting online at the same time.
      俺マルチタスキングしているよ。宿題をしながら、スナックと食べて、オンラインでチャットしている。

party (名詞、動詞)飲み会、どんちゃん騒ぎ


日本でいう「ホームパーティー」や豪華なホテルのパーティーではなく、お酒を飲んで騒ぐ集まりことです。場所は家、飲み屋、屋外などいろいろ。私の生徒さんがよく I went to a drinking party.と日記に書きますが、party というとお酒はつきものなので、わざわざ明記することありません。

      We partied all night.
      一晩中飲み明かした。

      I shouldn't have gone to a party on a school night. 
      平日に飲み会に行くべきではなかった。

big time(形容詞、副詞)超、めっちゃ、ものすごく


Big time とはもともとショービジネス用語で、頂点に達したパフォーマーのことでした。今では「とても」という形容詞や副詞として使われる事が多いです。

      My brother is a big-time football star. 
      兄はものすごいフットボールのスターです。

      You are in trouble big time. 
      お前、ものすごくひどい目にあうぞ。

play by ear (動詞)耳コピーする


Play by earというのは、ミュージシャンの言葉で、耳コピー(知らない曲を耳で聞いてそのまま即興演奏する)のことです。それを日常に持ってくると、「様子を見ながら、次の動きを考える」として使われます。

      My boss loves my plan but the client does not. Let's play it by ear. 
      上司は私のプランを気に入っているけど、クライエントはそうでもない。このまま様子を見てから、考えよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿