2011年10月23日日曜日

Apartment? Mansion? 集合住宅の呼び方

Housing project


以前英語日記でこんなセンテンスを目にしたことがあります。
There was a barbecue at my housing project.
Housing projectという言葉を見て私は米国の都会の片隅にある貧しい黒人やヒスパニックの人たちが住み、犯罪の匂いのする粗悪な公共住宅群をイメージしてしまいました。上の画像は、projects というのはこういう建物が多いです。

今日は集合住宅の呼び方について考えてみたいと思います。

日本では高級な集合住宅は「マンション」、普通の集合住宅を「アパート」と呼んでいます。これも前回の記事に登場した愛すべき和製英語と同様、日本人同士にしか通用しません。英語ブログに書いて世界に発信しても外国の人には理解してもらえません。

A mansion. 

ちなみにmansionというのは洋館のことで、「一戸建ての大邸宅」という意味です。この言葉は集合住宅に対して使うと誤解が生じます。日本で言う分譲マンションに一番近い英語は condominium でしょう。でも米国でcondominiumに住む人も自分の住宅の話をするときはmy apartmentと言っているようです。

そもそも英語では集合住宅のことを話すときはどんなにリッチでも、どんなに古くて汚くても、apartment でいいのです。

木造アパート

Apartments


どちらもapartment。

さて、「団地」はなんと呼べばいいのでしょう。辞書を引くと "housing development" という言葉が出て来きます。Public housing(公共住宅)という表現もあります。私はこれらの言葉に違和感を感じます。団地と普通のアパートの違いは市営か、私営かというものです。お役所目線の違いですよね。公営である(ので家賃が少し安い)、ということは個人情報ではないでしょうか?明かす必要があるのでしょうか?

一軒家に住んでいる場合借家なのか、自分の家なのか普通言わないのと同じです。

その昔、欧米で女性は既婚者はMrs.、未婚者はMissと名乗っていました。でも男性はどちらもMr.でOKでした。1960年代後半に女性解放運動が広まり、女性だけが既婚か未婚か公開しなければならないというのは不平等だということで、Ms.という言葉が生まれました。Mrs.やMissの使い分けは男性が口説いていいかどうかの情報であって、女性にとってなにも利益がありませんでした。

私は団地に住んでいる生徒さんにも自宅を apartment と表現するように言っています。複数の団地が隣接していうる場合は apartment complex と呼んでもいいでしょう。住まいの経営者が都道府県であるか、個人であるかは公にする必要はないと思います。それは個人情報です。

高級でも低価格ても、都道府県が経営していても集合住宅は全て平等に apartment で統一しては如何でしょう。要は一戸建て(house)ではないということをはっきりさせればいいのです。

Projects photo by tizwas01
Apartment photos by http://saitama-bg.com/
Mansion photo by Ayla87

2011年10月15日土曜日

It's a boy!  ~ 妊娠出産に関する英語表現





出産に関する英語表現をリストアップします。

出産報告


~に生まれた was born on~

  Our baby was born on October 10th.
  赤ちゃんは10月10日に生まれました。

  Our baby was born this morning.
  赤ちゃんは今朝生まれました。

  Our baby was born last night.
  赤ちゃんは昨夜生まれました。



関連記事: Born というのは過去分詞なのです (出産に関しては原形の bear や、過去分詞の bore は使いません。)


男の子/女の子です。 It's a boy/girl! (この表現はよく出産報告のはがきやメールのタイトルに使われます。)

  It's a boy.
  男の子が生まれました。

  It's a girl.
  女の子が生まれました。

出産した give birth

  Jun gave birth to a bouncing baby boy.
  ジュンは元気な男の赤ちゃんを出産しました

男/女の赤ちゃんに恵まれる blessed with a baby girl/boy -

  We were blessed with a beatiful baby girl.
  私たちはかわいい女の赤ちゃんに恵まれました

~を出産した had a baby (boy/girl) -

  My sister had a baby boy.
  姉は男の子を出産しました。

  My best friend had twins!
  親友が双子を出産しました。

  Anna gave birth to a baby girl.
   アナはおんなの赤ちゃんを出産した。



2011年10月10日月曜日

Metrosexual ~ 米国の草食系(?)男子

おしゃれなman purse


米国ではひと頃 metrosexual という言葉が流行っていたようです。Metropolitan(主要都市の, 大都市(住民)の, 都会人風の)の metro と heterosexual(異性愛者、即ちゲイではない男性) をかけ合わせた造語で、「おしゃれや身だしなみにとても気を付けている男性」という意味らしいです。こういう「男らしくない」ことを平気でする男性たちのことです:
  • 洗顔の後に化粧水でお肌を整える
  • 出かけるときにバッグを持つ
  • 眉毛を剃ったり、カットしたり
  • ファッションを気を使う
今までだとこういうことをする男性は sissy (女っぽい)、swishy(ナヨナヨしている)、gay(同性愛者)girlymen (男女)などと罵られたものです。しかしこの頃はこういう男性が増えてしまって、metrosexualという言葉自体が死語になりつつあります。

汗臭くて、ファッションに鈍感で、毛深い男性はもうモテなくなっているようです。そういった macho な男性は結婚相手の方が適さないというのが最近の女性が気づき始めました。優しくて effeminate (女性的)な男性の方がモテるので、見出しなみや体臭やおしゃれに敏感な男性が増えてきたと思われます。日本で言う「草食化」が進んでいるのかもしれません。

さて、metrosexual な男性が一般化したことにより、色々な言葉が生まれました。

Manbag, Man Purse


男性用の服にはたくさんのポケットがあります。今までだと、上着とズボンのポケットで必要なものが全て収納できていました。ポケットに入りきれないものは、黒いブリーフケースに入れて持ち歩いたものです。最近はブリーフケースの需要が減ってきていて、ストラッブがついた布製のカバンの方が人気があります。ノートパソコンや周辺機器、デジカメ、携帯、身だしなみグッズなどが入っているのでしょう。男性が持つハンドバッグということで、manbag や man purseと呼ばれています。Man purse を略してmurseとも言います。

Products


日本では男性化粧品というのは昔からありましたよね、マンダムとか。米国ではまだ男性化粧品の普及は進んでいないようです。Men's cosmetics なんていう言葉に抵抗があるようで、男性用の化粧品のことを products (製品)と呼ぶようです。私の大好きな products のコマーシャルはこれです。



Manscaping


Manscapingというのはlandscaping(〈土地を〉(植裁や整地によって)美化する, 造園する, の景観づくりをする)をもじった物です。Manscapingとは男性の脱毛のことです。あまり毛深いと女性に持てないということで、脱毛する男性も増えているようです。

Nivea Men USA

Guyliner



男性用のアイライナーのことを guyliner というらしいです。男性という意味の guy とアイライナーの liner を組み合わせ新語。Googleで画像検索すると、美しい男性の画像がずらり。

Manbun



Manbunというのは若い男性の間で流行している髪型です。ここでのbunは「小さな丸いパン」ではなく、日本でいう「お団子」の髪型のことです。検索すると、お侍さんのような男性の画像がずらり。

もし政治家に manbun があったら: Twisted Sifter:  If Politicians Had Manbuns


米国でもチャラ男くんの時代到来ですかね。いい時代になりそうです。


参考サイト:


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2011年10月8日土曜日

伝わらない外来語(2) ~ The "Live" at Budokan



日本人は他の文化を吸収して自分の物にする名人です。その昔中国から漢字が日本に伝わったときに日本人はそのまま中国と同じように「一つの文字に対して一つに読みと意味」にするのではなく、一つに漢字に色々な意味と読み方を持たせました。「生」という字は「なま」「いき・る」「せい」「しょう」と色々な読み方があります。

オランダ語や英語などの西洋の言葉もそのまま使うのではなく、漢字を当てはめたり、日本独自の意味をもたせたりしています。これはひとつの文化であり、外来語は日本のスラングだと私は捉えています。

しかし、日本独特の意味をもたせた外来語を英語として使おうとすると外国人は伝わらないという問題もあります。今日は外来語と本来の英語で発音や意味に誤差が生じてそのままだと伝わらないことばを紹介します。

ライブ


日本では「ライブ」と言う言葉を「生演奏」「生放送」という意味の名詞(物の名前)として使われています。でも本来 live というのは形容詞(名詞を修飾することば)なのです。つまり、「生演奏」の「生」の部分です。(Liveの名詞バージョンはlifeです。)

2011年10月4日火曜日

I caught a fish this big. This の使い方を極めよう。

I caught a fish this big.


皆さん、this という単語をフルに活用していますか?意外にいろいろな用途があって便利な単語です。今回は this の使い方を代名詞(物の名前の代わりの単語)、形容詞(他の名詞を修飾する言葉)、副詞(動詞、形容詞、他の副詞を修飾する言葉)に分けて説明します。複数形は these です。

私が特に重要だと思う表現はハイライトしてあります。

代名詞 Pronoun

1. これ。こちら(の人)。ここ。今回。現在話題になっている人、物、考えでもっとも近い場所、時間、思考にあるもの。

  This is a pen.

  This is my father Ken Yamane.
  (こちらが)私の父の山根健です。(この場合、人物のことを this と紹介しても失礼ではありません。)

  This is the first time I've ever ridden a horse.
   始めて馬に乗りました。(馬に乗ったのはこれが初めてです。)

  This is not where I had lunch yesterday.
  昨日昼食を取ったのはここではない。

  This is a bad idea. 
  これはあまりいい案ではない。(これは悪い案だ。)

2. こちらのほうにある人や物。いま示されているもので近い方のもの。

  This is our newest model. 
  これが私どもの最新型でございます。

  These are gold and those are silver. 
  こちらが金であちらが銀です。

2011年10月1日土曜日

The Door Close Button

Don't touch it!

The other day, I shared an elevator with a coworker on my way to the basement parking lot. I punched the B1 button and she, the 1 button. Right after that, she pressed the black button on the bottom right. It was the "Door Close" button of the elevator.

I told my coworker, "You know what? I don't think I have ever pressed that button." She replied,  "Oh, I press it all the time. I'm pretty impatient by nature." As soon as we got to the first floor, she uttered a quick goodbye and zoomed right out. I let the door close of its own accord.


When I got to the basement, I took a glance at the "Door Close" button. Right next to it was the "Door Open" button which, I presume, is for keeping the door open for other people. This button, I understand. I've used it on several occasions for people trying to squeeze in before the door closes.

But what about the "Close" button? What is it for? The door would close automatically if you wait a few seconds. In the few extra seconds before the door closes, someone else might be able to board the elevator. That someone else may be an elderly person, or someone with a disability.

 Why are we in such a hurry? Isn't the speed of the elevator fast enough, compared to taking the stairs? What difference would waiting for a few seconds for the door to close make?

Life is so short. Okinawa is such a small island. Why don't we take it slow and lay off the "Door Close" button?

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