2016年9月20日

「三温糖」は英語でどういう?もしや、Brown Sugar?

皿の上に上にブラウンシュガーがたっぷり乗せたトーストと一杯のカプチーノ。
Brown sugar toast

結論から言うと「三温糖」は brown sugar ではありませんが、とてもよい代用品らしく、実際に日本に住む外国人は使っているようです。

三温糖は英語で?


以前、黒糖についての記事を書きましたが、最近は「三温糖 英語」というキーワードでヒットする方が増えています。

はて?三温糖って英語でどういうのだろう?私もよく考えたら知らないので、検索したら、このブログにヒットしました。


Fall for と言うのは「好きになる」「惚れ込む」という意味。秋田県でALTをされていたカナダ人女性のブログです。学校に関する表現がたくさん出てくるので、ぜひチェックしてください。もう更新は終了しているかもしれません。

上記の記事ではブログ主が Brookie (ブルッキー)を作るために必要なブラウン・シュガー調べたら、「三温糖」がヒットしたと書いてあります。

香りと風味がカナダのブラウン・シュガーにとても似ているとのことです。

知りませんでした。

ちなみに Brookie というのは brownie と cookie(クッキー) を組み合わせた造語です。とても美味しそうなので、画像を上のブログでチェックしてださい。


三温糖のパッケージ。
Amazon で見る

厳密に言うとブラウン・シュガーではありません


私は前の記事を書いたときにはブラウン・シュガーと黒糖のことしか調べていなかったので、改めて三温糖を調べてみると、黒糖とは製法が異なることがわかりました。

三温糖: 
製法は上白糖と同じであるが、製造工程の最後に結晶と分離させた製糖用糖蜜を再利用し、再び結晶させている。この結晶させる度に再三再四、糖蜜を加熱していることが「三温」という名の由来になっている。

ブラウン・シュガー
精製された白糖に molasses (糖蜜)を加えたもの。(Wikipedia)

同じものではないので、三温糖のことを brown sugar と訳すことはないと思います。

三温糖の正式な英語名はみつけられませんでした。訳すとしたら、yellow sugar や light brown sugar がいいでしょう。

今の時代なら、Sannontou 、または San-ontou でもいいでしょう。ハイフンをいれると、「サノントウ」と読まれることを防ぐことができます。

三温糖はブラウン・シュガーの代用品に使える


先日スーパーでイギリス人の元同僚がジンジャーブレッドクッキーの材料を買い求めていました。「お砂糖はどれを使うの?」と尋ねると、やはり三温糖を指差して、「これで代用しているの」と言いました。

「代用品」は英語で substitute と言います。「代用する」という動詞としても使います。
Margarine was invented as a substitute for butter.
マーガリンはバターの代用品として開発されました。

If you are out of eggs, you can substitute them with mashed bananas.
卵を切らしているなら、潰したバナナで代用できます。

I substitute brown sugar with san-ontou.
私はブラウン・シュガーを三温糖で代用しています。

料理をするときにレシピに書いてある材料が揃わないことがあります。そんなときは諦めて別の料理に作るか、家にある材料で代用する方法が考えられます。今回は「代用する」という意味の英語表現を集めました。

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