2011年7月12日

つかみが肝心 ~ Topic Sentenceの重要さ

コーヒーを飲みながらソファーに座る男女。女性が男性に耳打ちしている。
読者に興味を持たせよう。

英昨文はつかみが大事です。最初のセンテンスで読者の興味をひくことでダイヤリーや作文を最後まで読んでもらえます。

英昨文はつかみが大事です。


最初のセンテンスで読者の興味をひくことでダイヤリーや作文を最後まで読んでもらえます。

今まで私が読んだに日本人が書いた英作文の書き出しで一番多かったのが "Do you know...?" です。

△Do you know the Japanese word omotenashi?
日本語の「おもてなし」という言葉をご存知ですか?

これを読んだ人は「知らない」と言って、読むのをやめてしまう可能性があります。

日本語の作文で「~を知っていますか?」と書きだすのは一般的ですが、これを英語で書くと、とても上から目線で、少し読者を小馬鹿にしている印象があるのです。

 「私は知っているけど、あなたは果たして知っているだろうか?」

と言われている感じがします。文化の違いでしょうか。

この表現は使わない方がいいでしょう。

Topic sentence 次第で英作文の評価が変わるので、注意を払う必要があります。簡単なルールを覚えれば、良いtopic sentenceが書けるようになります。

読者の興味を引くTopic Sentence


1. 読者が知らないであろう情報を提供する

出だしから興味深いトリビアを提供して、興味をそそる。
Most Japanese people have never seen a geisha.
ほとんどの日本人は芸者さんに会ったことがありません。

2. 物議を醸す表現も。


意外性のある自分の意見をはっきり書いてみましょう。ここで、"I think" などは弱気に聞こえるので、必要はありません。すばり発言しましょう。ちゃんと自分の意見をバックアップする理由を記述すれば、傲慢だと思われることはありません。物議を醸す表現は時には効果的です。
The best French restaurants are in Vietnam, not in France.
最高のフレンチレストランはフランスではなくベトナムにある。

3. 読者の疑問を代弁する。


質問で始めたいのなら、みんなが共感するような質問を書きましょう。
Should the sales tax really be raised?
本当に消費税を上げる必要があるのだろうか。

4. ちょっと大げさな言い方をしてみる


ちょっと大げさな言い方をすれば、「え、なんで?」と読者に興味を引くことができます。最上級の形容詞 worst, best, ugliest や 副詞の never などを使ってみましょう。
I will never ever go fishing with my Uncle Tsuyoshi again!
もう二度と剛おじさんと釣りには行かない!

Today was the worst day of my high school life.
今日は高校生活の中で一番ひどい一日だった。


Do you know? の代わりに

冒頭の Do you know ではじまる sentence は次のように書くと効果的です。
Omotenashi is a Japanese word you need to know.
日本語の「おもてなし」は知っておくべき言葉です。
このように表現すると「なぜ知っておかなければいけないのだろう」思って、読み進んでしまいます。

書き出しが勝負


英作文は書き出しが勝負です。あまり回りくどならないように気をつけながら、自分の想像力をフルに活用しましょう。

英文の最後のセンテンスがtopic sentenceにつながっていると、とてもまとまりのあると評価されます。

最初の例(芸者のセンテンス)の作文の最後のセンテンスはこういうふうだといい感じになります。必ずしも結論である必要はありません。:
Most Japanese have never seen a ninja either but that's another story.
ほとんどの日本人は忍者も見たことはありませんが、それはまた別の話です(別の機会に)。

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