2015年4月10日

動詞になる体の部位 ~ I mouthed the song

白人男性の左目の周りの写真


体の部分の名前を動詞に使うことがあります。たいていはその部位で行う動作から連想できます。これらの動詞を使って、さらにいきいきとした表現豊かな英文を書いてみてください。




elbow 肘


「エルボー」と聞くと、プロレスの技を思い浮かべる人がいるかもしれません。技ではないですが、肘を使って「人を押しのけるようにして前へ進む」という意味です。動詞の後には場所を示す表現がないとわけが分からなくなります。前置詞(in, out, through)だけでもOKです。場所は物理できな場所だけではなく、「心」、「生活」、「ハート」等にも使えます。

  The lady elbowed her way to the empty seat on the train.
  女性は電車の開いている席まで強引に進んでいった。

mouth 口


口が動詞になると、「声を出さずに、唇を動かす」という意味になります。音楽で言えば、「口パクする」と同じです。

  I just mouthed the song because I wasn't sure of the lyrics.
  歌詞がよくわからなかったので口パクで歌った。


hand 手


Hand という動詞は、サッカーの反則ではなく、「手渡す」という意味です。「あげる」というのと区別したい時にも使います。

  She handed me a copy of the report.
  彼女はレポートを一部手渡してくれた。

finger 指


Finger するというのは、「指で触れる」という意味。ただ触れるのではなく、「確認する」「いじる」というニュアンスもあります。

  He fingered the samples and chose the lightest fabric.
  彼はすべてのサンプルに手で触れて、一番薄い服地を選んだ。

nose 鼻


Nose は「嗅ぎまわる」という意味です。「匂いを嗅ぐ」という意味と、「探る」という意味の両方に使えます。ポジティブな表現ではありません。

  The detective nosed around for information about the missing documents.
  刑事は紛失している書類について嗅ぎまわった。

head 頭


Headは「進む」という意味。動詞の後には目的の場所が必要です。他に、「出発する」「(目的地を)めざす」「移動する」という意味もあります。

  The children headed toward the gate.
  子供たちはゲートの方へ向かった。

eye 目


じっと見る」という意味ですが、その裏には何らかの感情が潜んでいる場合が多いです。

  He eyed the new smartphone that I had bought.
  彼は私が買ったスマートフォンをじっと見た。

stomach 胃


同意の stomach は本来「食べてもお腹を壊さない」というニュアンスがあります。日常会話では、「過酷なもを耐える」「ものすごい試練を受ける」というような意味になります。

  Go ahead and see the video if you can stomach the violence.
  暴力的な場面に耐えられるのなら、動画を観ればいいよ。



他にも色々動詞になる体の部位があるので、辞書で調べてみたください。

参考にしたページ: Verbs and Phrasal Verbs About the Human Body

Image by xxl7

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