2015年5月30日

英語の看板や貼り紙には句読点が重要です

アパートの住民専用のテニスコートに掲げられた看板。

英語の看板を書くときにはスペルや句読点のミスに気をつけましょう。今回は間違いのせいで意味が変わるという事例をご紹介します。

「?」や「!」を加えると意味が変わってしまう看板



この注意書き看板はちょっと書き加えるだけで、反対の意味になります。:

Danger
No Swimming Allowed
危険
遊泳禁止
疑問符(?)と感嘆符(!)を付けただけで、反対の意味になります:
Danger?
No! Swimming Allowed!
危険?
いいえ!遊泳解禁!
英語の授業でpunctuation (句読点)の大切さを教えるときにいいネタだと思います。英語の先生の皆さん、ぜひこの話題を授業で紹介してください。

英語の貼り紙は読みやすくするために、最小限の句読点を使うことが多いので、こういうイタズラを時々目にすることがあります。

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今回は英語の店内表示をご紹介します。「(ドアは)締め切り」、「あちらのドアからお入りください。」「現在地」など。各項目の最後には実際の店内表示の画像が見られるリンクが貼ってありますので、チェックしてください。ショッピングセンターなどのフロアマップで見かける「現在地」の英語表現が興味深いと思います。

スペルミスで意味が変わってしまうことも





これは米国の投稿サイトimgurの画像です。高級アパートの敷地の看板の最後の単語の文字を消して、句点に替えただけで、オチになっています。

本来なら、こうなっているべきです:
Hunt Club Apartments
Hunt Club residents only!
Absolutely no pets, skateboards, or rollerblades allowed in the tennis court area.
Violators will be fined.
ハントクラブアパートメント
ハントクラブの住民専用
テニスコートへのペット、スケートボード、ローラーブレードの持ち込みは厳禁。
違反者は罰金を徴収します。
しかし、看板を描いた人のミスか、誰かのイタズラで最後の行の fined (「罰金を科する」、という意味の受動態動詞)の d が、句点になってしまったので、
Violators will be fine.
違反者は大丈夫。
に変わってしまって、貼り紙の意図とは正反対の意味になっています。

Image from imgur

Swimming sign by Ms. Diary (ご自由にダウンロードしてください)

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美術館や展示会などで、順路が設定されていることがあります。今回は「順路」に関する英語表現をご紹介します。

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